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時貞の時しらず

俺とオチンチン。俺がアイツでアイツが俺で

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彼女がいない

今日も理恵から電話が無い。おかしい。

会える時間が少なくても一日の終わりには必ず電話していたし、
少ない時間でも極力会おうとしていた。
会えば時間を惜しんでくだらない話をするだけだったが、
そんな時間がたまらなく好きで、幸せだった。

一昨日から、急に電話が来なくなるまでは。


何かあったのか?
携帯を失くしたのかもしれない。
少なくとも、意図的に電話が無いわけじゃないだろう。
喧嘩らしい喧嘩もしていないし、
傷つけるようなことは絶対に言っていないと断言できる。


―付き合ってから一度も―







………


……………???


そういえばいつから付き合っていただろう?
五月の祭りの日からだ。でも、今年じゃない、去年でもない。
この2,3年祭りには行っていない。


学生時代からだとは思うけど…あの時、他には知り合いは
誰もいなかった。地元の祭りだっただろうか…?


大きな祭りだったから、最寄の神社じゃないことは間違いない。
そういえば、理恵の高校はどこだっただろう?
聞いてないはずはないが、全く思い出せない。


そもそもどうやって知り合っただろう…?


告白された祭りの日の事は覚えてる。
確か僕が遅刻して理恵を待たせてしまった。
怒る彼女の機嫌を治そうと、
「浴衣似合ってるね」だとか
「金魚すくわない?」だとか
適当な文言を吐いていたら、理恵がついに一言も喋らなくなった。

僕はしびれをきらして
「なんか食べて機嫌治そうよ、な?」と言う。

彼女は眉間にシワを寄せながら
『もうさ、付き合うしかないんじゃない?』といいながら
僕の袖を引っ張って、神社の裏にある人気の少ない
スペースに連れていった。


頭の上にクエスチョンマークを4つも5つも並べた僕は
「ええっ!?えーーーっ…うん?」

と歯切れの悪い言葉を繰り返すばかりで、
他に何もできなかった、嬉しかったけれども、
「どうして?」と無粋な質問をしたい気持ちで、
脳みその外側が回転してるような居心地の悪い感覚に耐えながら
パニックになってただキョロキョロしていた。


僕の肩に顎をのせると、耳元でも聞こえないぐらいの小さな声で
『いいよね?時貞私の事好きだもんね?』と呟いた。


「ご存知でしたか…?」


パニック状態が進行して敬語になった僕は、
そのまま理恵の部屋に行った。
彼女はどうして僕に告白しようと思ったんだろう。
たまに2人でお酒を飲んで、毒の強い理恵の愚痴を
ただ聞いてるようなそんな関係だったはずなのに。



それから…それからたくさん2人で遊んだ。
といっても2人とも出不精なので、たいていはどちらかの家で
飲みながら話をしているか、買い物に行く程度だったけど。
とにかく随分長い時間を共有したと思う。

でも、話した内容だとか、彼女のプロフィールは全く知らない。
知らないはずは無いけれど、知らない。


中学と高校の卒業アルバムを開いてみても、
彼女の顔は見当たらない。
大学で知り合ったかな…?


疎遠になっていた大学時代の友人に電話を掛けてみた。
もしかしたら番号を変えているかもしれないと思ったけれども、
運よくそのままだったらしい。


「もしもし」
「久しぶり、元気?」
「んー、どしたの?珍しいねなんか」
「いや、ちょっと聞きたい事があって」

興味の無い人間との会話はひどく苦痛だな、と
仲が良かったはずの人間の声を聞きながら思う。
僕が変わったのか彼が変わったのか、それとも
変わる前から別に好きではなかったのかはわからないけれど。


「何?」
「俺さ、大学の時彼女いたよね?」
「いや、知らねぇけど」


おかしい。僕が大学を辞めたのは一昨年だから、
理恵と付き合いはじめてしばらく経ってからのはずだ。
その時に一番仲のよかった彼が、理恵の名前どころか、
彼女がいた事すら知らないのはおかしい。


じゃあいいや、と冷たく電話を切る。なんだこの感じは?
おかしい。理恵の存在を知ってる人間がいない?
他にも数人、古い友達に電話をかけてみたけれど
「ていうか彼女いた時があったんだ?w」などと
苦笑混じりに言われてしまうだけだった。

確かに理恵と会うまでは女性とほとんど縁が無かったけれど、
かなり付き合いは長い。3年以上行っていない祭りで
告白されたのだから、間違いない。


こちらから電話をしようと思って携帯電話を開いて、
電話帳を見てみると、

理恵の名前が無い。















どうしてだおかしいぞなんでだよわからないワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイ

そうだ疲れてるんだ一日寝れば何か変わるはずだ寝ようすぐ寝ようそうしよう眠れない眠れない眠れないこんな時に限って眠れないなんでだよなんでだよナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨナンデダヨ…





意識が無くなるまで強いアルコールを胃の中に流し込んだ。


――――――――――――――――――――――――

『時貞』
「何?連絡無かったけど」

不機嫌に答えると

『やっぱりあれだよね、時貞私の事メチャクチャ好きだよね』
「うっせぇブス!」

『鼻の穴一つにしてあげようか?^^』
「NO THANK YOU(´・ω・`)」


あぁ…良かった。やっと顔が見れた。
この会話のこの感じ。理恵以外とじゃ成立しないこの感じ。
安心して涙腺がゆるむ自分が情けなくて仕方が無い


『何泣いてんのこのドM?^^』
「だまれよ性格ブス!!(`・ω・´) 」
『…』
「黙るのはちょっとすみません…カンベンして下さい!(^ω^)」
『…おいで^^』


特に他人より飛びぬけて美しいとかそういうものは無いけれど、
できるだけ長い時間側にいてほしいな。と
自分でも気持ち悪いと思う言葉を頭の中で呟いていた。



目が覚めると、ありもしない電話をただひたすら待つ。




どうやら夢の中でエロゲをしていたようです。
どう見ても中二病です。本当にありがとうございました。


あれ、こんなところに手首を切るのにピッタリなカミソリが…




ノンフィクションです\(^o^)/



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5 Comments

Comment

うあ…

すごいびっくり…
ちょっと怖かったお
2007/02/02(Fri) 08:15:48 | URL | くるみ [ Edit]

え?
リアルの彼女とか都市伝説でしょ?
2007/02/02(Fri) 18:55:18 | URL | 肉好き男 [ Edit]

切っちゃダメっスよww


2007/02/02(Fri) 22:20:48 | URL | あすか [ Edit]

小説かと思いました。

ちょっと切ないですね。
2007/02/04(Sun) 02:19:58 | URL | 蜜柑 [ Edit]

>くるみさん

気づいたときには本当に手首切ろうかと思いました><

>肉好き男さん

僕の彼女はモニターから出てきません。

>あすかさん

こんな僕にまだ生きろって言うんですか?

>蜜柑さん

告白してないのにフられたような気分です。
2007/02/04(Sun) 05:15:19 | URL | 時貞 [ Edit]
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