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時貞の時しらず

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道化師のジレンマ

【ヤマアラシのジレンマ】

アニメの中でされていた話だ。

「ヤマアラシは仲間と傍にいる時、互いに居心地のいい距離を模索して
近づこうとする。けれども、体のトゲが邪魔をして少し距離を取らざるを得なくなる。」


この話を聞く度に僕は「うぅん…」とうなってしまう。
おそらく心理学の一例のようなもので、
人間もまた然り…といいう事だろう


思いついたというか感じたというか、
昨日本を読んでいる最中にふとこんな事を思った。
短編集に出てくるサーカス団員の話だったのだが、


道化師の心情というのはどうなのだろうか?


都市伝説なのかどうかはわからないが、
【サーカス団の中で最も芸達者な者がピエロになる】という
事実確認のしようもない話を聞いた事がある。


道化師は喋らない
道化師は名を明かさない
道化師は認められない


しかしそれでも最も芸達者なものが道化師になる、と仮定すれば、
そのサーカスの団員だけが道化師の実力を知る事になる。
場つなぎに、取り立てて派手とも言えない芸を披露しながら、
文字通りに【お道化る】だけの存在。


しかし彼らに認知欲や自己顕示欲が無いかと問われれば
おそらくあるはずだ。何しろ人間なのだから。


ステージ上で褒められてはいけない。
褒められるような芸もしてはいけない。
誰よりも観客を楽しませられるはずの
芸達者な人間がそうするのはどうしてだろう?


人間が持つ【見て楽しい】というのには2種類あると思う。
繊細なものや美しいものを見て、「凄い」と感じながら【楽しむ】のと、

物理的には誰もができるけどもバカバカしくて誰もしない事を
やっている人間を見て嘲笑する【楽しむ】


後者は文字に起こすとかなり汚い精神性のようにも思えるけども、
人間というのは本能レベルで【嘲笑する相手】を
探していると思う。理詰めで説明できないけれども、
賢い人よりもバカを見ている方が楽しい。


嘲笑されるというのは誰にとっても決して嬉しい事では無い。
酷く悲しい事だし、誰よりも力量のある者なら尚更そうだろう。


それでも道化は不平を言わずに【お道化】続けるだけ。
きっと彼らは知っているんじゃないだろうか。

「自らが持つ技術を見せて楽しませるよりも、
「お道化」続けて嘲笑される方が辛く、悲しく、難しい事を。」


ただ知っていたとしても、たまには褒められたい。
身内からではなく観客に。
けれども愚鈍な観客は決して道化を褒めたりはしない、
賢い観客もまた、「道化を褒めてはいけない」という
暗黙のルールを厳守するため、褒めない。


ジレンマを感じながらも道化はおどけ続ける。
そんなピエロが僕は好きだ
未分類

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2 Comments

Comment

書いたピエロの詩を思い出しました。
私は『ピエロ』より『道化師』の表記のがなんとなく好きです。

>人間というのは本能レベルで【嘲笑する相手】を
探していると思う。理詰めで説明できないけれども、
賢い人よりもバカを見ている方が楽しい。

ここ同感しました
2007/08/21(Tue) 19:33:58 | URL | くるみ [ Edit]

インポ王子返上ですか

『ヤマアラシ』の部分は『フェニ貞』と置き換えていいんですかね?
あと、某ネトラジを張り込んでいた件について弁解を是非
2007/08/24(Fri) 22:41:29 | URL | [ Edit]
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