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時貞の時しらず

俺とオチンチン。俺がアイツでアイツが俺で

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深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞき見ている

電車の中でオシッコを漏らした男を3人知っている。

父と、兄と、僕だ。

そのうちの一人である兄の元カノから深夜に電話があった。
午前二時、天体観測の誘い以外は考えられない時間である。

「久しぶり、時貞クン。あのね、お兄ちゃんから電話があってね。
『俺はもう死んだ』とか『最後に君の声が聞けてよかった』とか言ってて、
電話が切れたの。それっきり電話をかけなおしてもつながらなくて、心配で・・・」


自宅で寝ていた僕だが、帰りたいと思った。
全く楽しい予感がしない。

「あー、後で電話しますね。お疲れスー。」


朝になって、ムチャクチャ低いテンションで兄に連絡してみた


『久しぶりー、いやー君の元カノから連絡あってさぁ、どしたん?』

「知らん」
『は?』

「覚えてない」
『あーなるほどね』

「ただ、部屋の外で親父が現在進行形で激おこ。なんとなく警察に行った記憶と、死ぬ程キレられた記憶はある」
『アメリカ人やったら口笛ふいてるわ』

「無銭飲食がうんたらかんたら」
『ハイハイハイ、エグいなぁ』

「察するに酔っ払って財布の中身を忘れて飯食って、金がないけど呂律がまわらないから
警察に連れていかれて、親父が引き取りに来たんじゃないかなぁ。知らんけど」

『世界一ムカつく 知らんけど やね』

「部屋から出たくないよぉ・・・時ちゃん助けてー」
『無理やなぁ。無事でよかったね。じゃあねー。』




「いや、待て、ちょっとおかしい。ポケットから吉野家のレシート出てきた。
ポッケに560円、レシートのお釣り金額560円。この後、
俺は何を無銭飲食したの?」

『いやわからんけども』

「多分あれや、警察の陰謀やな。
お腹いっぱいやのに何を食う?
ダンボールのオッサンのつまみ食って喧嘩してなんやかんやで今よ多分」

『我が兄ながらエキセントリックで大変よろしい』

「ありがとう 【荒木家最後の爆弾】の字名承っていいすか?」

『いいよ。絶対に最後であってほしいしね。』

「貴方のセンスは心えぐるね【ほしいしね】 最後であってほしくて、かつ死ねと!えぐるねー!」

『それはもう愚兄に対する言葉のコークスクリューどんどん放るよ』

「33歳です、僕」

『来月で34やね。34でこの体たらくか、怪物やん。』

「お兄ちゃんの誕生日を覚えてるんだね!さすが弟!怪物といえば平成の怪物松阪!マツザカはいいよねー」


僕は携帯電話をソっと置いた。


春を感じる、今朝の出来事である。
仕事頑張ろう。そう思った。
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